張りキャンバスとフィゲラスパッドを比較します。

イラスト

こんにちは、marimyです。

先日、marimyが初めて参加させていただいた公募展「機械仕掛けの理想郷」が終了しました。

 

今回公募展には、

こんな感じで、張りキャンバスに描いた絵とフィゲラスパッドという紙に描いた絵を両方を展示してもらいました。

一番大きな絵が亜麻の張りキャンバスM10号。

残りの絵はフィゲラスパッドです。

 

marimyは普段は張りキャンバスに描いていますが、今回フィゲラスパッドにも描いたので比較していきたいと思います。

値段

フィゲラスパッド。

サイズが380×460mmのもので10枚組み大体2000円くらい。

だいたい同サイズのキャンバスはF8サイズ(455×380mm)。

値段はmarimyがよく使うクレサンジャパンさんの張キャンバス中細目、油彩専用亜麻100のものが1枚で1600円。

当然ですが、フィゲラスパッドの方が断然お得です。

描き心地

フィゲラスパッドは下に何を敷くかによってかわりますが、marimyは

こんな感じでPPプレート(プラダン)に貼り付けてかきましたので描き味は堅いです。筆があたるたびにコツコツとあたる感じ。

対して張りキャンバスは

木枠の部分は堅いですが、大体は布だけなので、筆でおすと沈み込む感じ。

弾力があります。

どちらがいいかは好みだと思います、慣れもあるでしょうがmarimyは弾力のある柔らかい張りキャンバスの方が描き心地がいいです。

 

色のつきやすさ

張りキャンバスにくらべて、フィゲラスパッドにのせた色は落としづらいように思います。

ターペンタインで薄く溶いた絵具をのせて、そのあとすぐにターペンタインでふき取った際の色の残り方は

フィゲラスぱっどはこれくらい。

張りキャンバスはこれくらい。

 

二つを並べてみると、

奥が張りキャンバス、手前がフィゲラスパッド。

どちらも色は残っていますが、張りキャンバスの方が色の残りはすくないです。

 

以上。

フィゲラスパッドと張りキャンバスの比較でした。

 

marimyは張りキャンバスの方が好きなのでかなり贔屓目で描いていますが、フィゲラスパッドのお手軽さはかなりのものだと思います。また紙で厚みがない分、場所をとらないのもいいです。紙ですが絵具を取るためにターペンタインを染み込ませた布でごしごししても毛羽立ったりもしませんでしたし、耐久性も結構あるのではと思います。

 

興味のある方は一度試してみてお好きなほうをえらんでください。

それではまた。

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